2013年6月14日金曜日

36.Google App Engine for PHPでWordPressを運用するためのプラグインが登場


Ryo Yamasaki(@vierjp)です。

Google App Engine for PHP用のWordPressプラグインが公開されました。
WordPress › Google App Engine for WordPress « WordPress Plugins

このプラグインを追加することで、以下の改善がなされます。
ファイルのアップロードが可能になる
メールの送信が可能になる
・問題のあった一部のUIが修正される

以前に「Blog @vierjp : 29.Google App Engine for PHPでWordPressを動かしてみた」に書いた、
「画像のアップロードができない問題」が解決されるそうです。

これは素晴らしい!というわけで早速試してみました。



◯プラグインの導入

WorkPress本体の導入方法は
Blog @vierjp : 29.Google App Engine for PHPでWordPressを動かしてみた」を参照してください。

WordPress本体の導入までできていればプラグインの追加はとても簡単です。
1.「WordPress.org」からプラグインをダウンロードする

2. zipを展開する

3.展開したディレクトリ「google-app-engine」を「/wp-content/plugins/」に配置する

4.デプロイする
/Users/User/appengine_php_1_8_0/appcfg.py update -R --runtime=php . \
--noauth_local_webserver --oauth2

5.左のメニューからプラグイン一覧画面を開いて「Google App Engine for WordPress」を「有効化」する



6.「Settings」で「メールアドレス」と「ファイルを保存するGoogle Cloud Storageのbucket名」を設定する


◯画像をアップロードしてみる

以前は管理画面でアップロードする際にエラーになっていましたが、今度は問題なくアップロードできました。




・画像を追加して公開したエントリーがこれ。



実際にGoogle App Engine 上で動作しているWordPressは以下のURLで閲覧できます。
「WordPress on Google App Engine for PHP by vierjp」
* 2013/11/10 追記 Cloud SQLの課金が地味に痛いので停止しました。

修正はかなり面倒そうに思っていましたが、
本体のコードに手を入れずプラグインの追加だけで対応できてしまうのですね。
WordPressすごい。


これでApp Engine 上でWordPressを運用することが現実的になったのではないでしょうか。


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